「チラシを何度もまいたけど効果がなくて」という声もコンサルティング相談時によく耳にします。
チラシというのはもともと1000枚から1万枚配って、やっと1人来店というぐらいの確率のものです。チラシで集客するためには、チラシでの集客目標から、何枚まくのか?という枚数を設定すること。
そして1回まいただけではなかなか効果が出ないことも理解しておきましょう。
何枚まくか?何回まくか?はその地域性などによっても違うので一概には言えませんが、その前にチラシを見ると、大切なことが盛り込まれていないことが多いようです。
次の3つのことをしっかり決めてからチラシづくりを始めましょう。
チラシ作成に必要な3つの要素
①値段以外に、お店が選ばれる理由はなんでしょう?
②どんなお客様に来てもらいたいのでしょう?
③お店の良さが表れている「シーン」はどんなシーンでしょう?
これはチラシだけじゃなく、ホームページやブログ、SNSなど、他のどんな宣伝でも大切なことですよね。
選ばれる理由
お店が選ばれる理由、他のサロンと違う強みはなんでしょうか。
スタッフの技術・サービスがいいというのはもちろんですが、これはどのサロンが同じようにアピールするところです。その上で選ばれる強みを決めておくことが欠かせません。
値段の安さだけで勝負しようとするのは経営的に危険です。
スタッフの方も交えて”サロンの特徴・強み”もう一度しっかりと考えてみましょう。
■100リストアップが効果的
みんなで100個サロンの特徴・強みを書き出す!というワークをやると、今までにない視点で強みが発見できることがあります。ぜひやってみてください。
■お客様に聞く
実際に来店して頂いているお客様に「選んだ理由」を聞くのもおススメです。自社ではあまりにも当たり前になっていて気づかないコトも多いモノです。
コンサルティング相談時にもよく言われるのが「ああ~そういう視点はありませんでした!」「あたり前すぎて、言語化できていませんでした!」という声をよくいただきます。
言語化作業、とっても大変ですが頑張ってやってみてください。
ココができると、圧倒的に反響が変わります!
ターゲット
また、お客様のターゲット像を決めることも欠かせません。
男性なのか、女性なのか。
主婦なのか、働く女性なのか。
それによって、チラシの内容だけでなく営業時間や定休日の設定も変わってきますね。
お店のある地域にどんな人が多いのかも加味して、絞り込んでいきましょう。
どんな人が来てどんな「効果」を得て喜ぶサロンなのかを1人のお客様の顔が浮かぶぐらいにしっかり考えていきましょう。
イメージ
3の「シーン」というのは分かりにくいかもしれませんが、サロンの良さを1枚の写真で表せるようにすることです。
・ゆったりと快適な気持ちになれることなのか
・和気あいあいとした楽しい雰囲気があるのか
ただきれいな写真を撮るのではなく、選ばれる理由が写真に写っているようにしてください。人はイメージができると「行動」します。そして来店時「イメージ通り」だと安心しますが、「イメージと違う」と不安が膨らみます。
サロンにピッタリなイメージのわく画像・写真を用意しましょう。
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